こんにちは。
年末年始にかけて多くの方が神社やお寺に足を運び、新しい年への抱負や願いを胸に新年をスタートしたい。と考えているのではないでしょうか。しかし、外出自粛が呼び掛けられる昨今において人が集まる初詣をどうするべきか悩まれると思います。
そもそも初詣は三が日に行かないといけないのか。
大晦日の深夜に寺社仏閣へ二年にまたがり参拝・参詣する「二年参り」や元旦や三が日に参拝・参詣することが「初詣」と世間一般には認識されていますが、初詣について特にそのような決まりはなく、このようなイメージが定着したのは車や鉄道が普及され始めてきた近代にさしかかってからのようです。それまでは一番近くの神社やお寺にお雑煮を食べてからでも、三が日を過ぎてからお参りに向かっても差支えなかったようです。
「初詣」という言葉を分解すると「初めて詣る」です。新しい年の最初にお詣りに行くことが初詣です。
神社やお寺はどんな時でもどこにも行きません。三が日が過ぎても皆様のまちにあります。
当宮も縁起物の授与を一月いっぱいまでとさせていただきますのでどうかゆっくりとお参りにいらして下さい。
元旦における一年のスタートが重要と思われる方も多いかと思います。ですが、まずは皆様の身体の安全が一番です。お休みの都合などもあるとは思いますが、新しい年を気持ちよくスタートさせて頂くために、人との距離の余裕が持てるよう、気持ちの余裕が持てる機会にてお参り下さい。
新しい生活様式が続きます。今年の一年はどのようにするか元旦の一日だけでは計画が練れないかもしれません。ゆっくりと熟考して新しい生活様式に合った計を初詣に神様へお伝えください。